作成:2024年11月29日
『集まれ!karakoramマニアの森』企画第一弾でございます。
カラコラムのPRIME-Xなどのアルパインシリーズにコネクトシリーズのモデルでの使用を前提に発売されているスプリットコンバージョンキットがうまい具合に利用できるという、とってもマニアックなお話です。
アルパインシリーズ
![](https://i0.wp.com/bc.sprt.jp/wp-content/uploads/2024/11/alpineprimes.jpg?resize=780%2C260&ssl=1)
スプリットボードでの使用をメインの目的とするモデル。サイドウォールを含むシャーシ全体が金属製。
スプリットボード用のインターフェイスがセットされ、バイン本体のパーツ交換をすることなくスプリットボードに使用できる。
コネクトシリーズ
![](https://i0.wp.com/bc.sprt.jp/wp-content/uploads/2024/11/prime-connects.jpg?resize=780%2C260&ssl=1)
スノーボードでの使用をメインの目的とするモデル。サイドウォールが樹脂製。
オプションのスプリットキットを使用し。バインディング本体にツーリングステイを取り付けることでスプリットボードにも使えるようになる。
※GRIZZLYやULTRA RANGERについて、スプリットボーでですぐに使える仕様となっている。
PRIMEモデルへのスプリットキット活用法
それでは、アルパインプライムにどうやってスプリットコンバージョンキットを活用するのか解説していきます。
まずはスプリットコンバージョンキットの内容品を確認
スプリットキット
![](https://i0.wp.com/bc.sprt.jp/wp-content/uploads/2024/11/splitkit.jpg?resize=780%2C390&ssl=1)
同梱品(写真上の左から)
- ライドモードインターフェイス
- ヒールライザー(シングル)
- ツアーモードインターフェイス(つま先側)
- ツーリングステイ
単純に、インターフェイス一式が含まれているので、スプリットボードを複数枚お持ちの方のインターフェイスセットとしてお使いいただけます。
それなら、最初からインターフェイスのセットを買えば良いのでは?という疑問がわきます。
実は、インターフェイスのセットの値段より、スプリットキットの方が格段にお値打ちなのです。
その差額、定価で13,200円。
Prime interface3.0 定価49,500円
PRIME Connect Split Conversion Kit 3.0 定価36,300円
![](https://i0.wp.com/bc.sprt.jp/wp-content/uploads/2024/11/karakoram_interface.jpg?resize=780%2C349&ssl=1)
デュアルスピードライザー
ただ、スプリットkitに含まれているヒールリフターはシングルです。
そこで、スプリットkitとデュアルスピードライザーの両方買う場合のお値段は・・・、
2点合計:52,800円
・PRIME Connect Split Conversion Kit 3.0 定価36,300円
・DUAL-SPEED RISER 定価16,500円
インターフェイスのセットとの差額はわずか3,300円。
考え方としては、3,300円の追加でヒールライザー(シングル)とコネクト用のツーリングステイがついてくるという感じです。
ちなみにツーリングステイのみのお値段は、17,600円。うーん、メーカーの値段設定おかしくない?
シングルリフター
シングルリフターでもよければ、スプリットkitのみの購入となるのでかなりお値打ちです。
ということでシングルリフターのメリットとデメリットを挙げてみます。
ちなみにシングルリフターの高さは、デュアルの低い方とほぼ同じ高さです。
![](https://i0.wp.com/bc.sprt.jp/wp-content/uploads/2024/11/karakoram_riser_compare2.jpg?resize=245%2C300&ssl=1)
デメリット
・ヒールロックができない
・高さの選択肢がない
メリット
・軽い
・操作がしやすい
・破損や不具合のリスクが低い
ヒールロックをほとんど使わない、リフター高さは一定で問題ないなどデメリットが影響しない使い方をする場合もあると思うのでその場合にはシングルリフターがおすすめです。
実際、自分自身は主にシングルリフターを使用し、アドベンチャー要素の高いトリップ(初めての山や行動時間の長いルート)時には、デュアルに付け替えるという感じです。
リフターの上げ下げは、思った以上に時間を使います。
ちょっとの斜度の違いで、リフターを上げたり高さ調整するぐらいなら、そのままさっさと歩いた方がよっぽど早いということが多々あります。
以前、雪崩講習に参加した際に講師の方に言われました。なるべくヒールリフターを使わないこと。
理由のひとつは、リフターを使わなくてもすむ斜度でジグを切ることで筋力の消耗を防ぎます。
また、斜度変化を察知する感覚が磨かれるためという理由です。
個人的にはシングルリフター超おすすめです。
![](https://i0.wp.com/bc.sprt.jp/wp-content/uploads/2024/11/karakoram_interface2.jpg?resize=780%2C375&ssl=1)
まとめ
カラコラムユーザーで、スプリットボード複数持ちというスプリットボード中毒者の方は、ぜひご検討してみてください。
スプリットコンバージョンキット購入で、
- 最新のインターフェイス3.0をゲット
- 面倒なインターフェイスの付け替え不要
- シングルリフターゲット
【Karakoram】PRIME Connect Split Conversion Kit 3.0
定価36,300円 → Spirit Price
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