スプリットボードのクリップやフックの取り付け穴について解説!

ご自分のスプリットボードのクリップやフックの取り付け穴のタイプや取り付け方法についてご存知ですか?

こちらの記事では、クリップ類の取り付け穴や取り付け方法について詳しく解説をしていきます。

穴の位置

穴の位置は、ほぼ全てのスプリットボードでVOILE規格のホールパターンが採用されており統一されています。(古い板や自作の板などについて、規格を使用せず違う場所に空いている可能性があります。)

2穴×2箇所

通常、ノーズとテールの端2ヶ所に、それぞれ2つの穴を使ってクリップが取り付けられています。(上の図の赤い丸で囲んだ場所)
※テールの短い板では、テール側のクリップがない場合もあります。

4穴×2箇所

加えて、別の2ヶ所(上の図の青い丸で囲んだ場所)に、それぞれ4つの穴を使ってクリップあるいはフックが取り付けられています。

穴のタイプ

穴のタイプは2種類あります。

トップマウント

トップマウント

トップマウント方式では板にインビスが埋め込まれており、ねじでクリップやフックを取り付けます。
板のデッキ側からねじで留めるためソールにねじが露出しないのが大きなメリットです。

カラコラムのウルトラクリップ3CVなど、トップマウントにしか対応していないクリップもあります。

スルーマウント

スルーマウント方式では、穴が板を貫通しています。ネジ類がソール面に露出します
コストを抑えられるのがメリットです。

取り付け方法

取り付け方法には、ねじどめとリベットどめの2種類あります。

ねじどめ

スルーマウント、トップマウントの両方のタイプの穴に使われます。

トップマウントの場合にはねじのみを使用しボルトは不要です。

スルーマウント方式の場合には、穴にネジ山が切られている場合にはネジのみを使用しボルトは不要ですが、穴にネジ山が切られていない場合にはねじとボルトの両方を使ってクリップ類をとめます。

クリップ類の着脱がとても容易なため、クリップ類に不具合が発生した場合や、高機能タイプへの交換が簡単にできます

リベットどめ

スルーマウントの場合、リベットを使ってクリップ類が取り付けられていることがあります。この場合、クリップの取り外しにドリルなどを使用する必要があるため着脱にかなりの手間がかかり、クリップ類の交換が困難です

価格の安い板や、中古の板を購入する際には、クリップ類がリベットどめになっていないか注意しましょう。

まとめ

スプリットボードのクリップ類を取り付ける穴にについての解説でした。
クリップ類の交換の際には、ご自分のスプリットボードの取り付け穴について確認をしてから購入しましょう。
また、スプリットボード購入の際にもクリップ類がどうやって取り付けられているかも確認してみてください。

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