スプリットボードはじめました。#5 山デビュー!

やっとスプリットボードデビューを果たしました ^_^/
デビューに選んだ山はやっぱり勝手知ったる大日ヶ岳。トリップレポートはこちら。

ハイクは一度公園で試しましたが、まだすべってはなかったのでまずは高鷲スノーパークを一本滑りました。元々同じK2のUltradreamに乗っていたのでほとんど違和感無しです。

板だけでなくバインとブーツもKwickerシステムにそっくり変えているので、板が割れていて、バインにハイバックがなく、靴も変わってるにもかかわらずにです。たぶんうまい人がのったら色んな違いを見いだすんでしょうが、僕の場合はほとんど違和感無し。鈍感過ぎか・・・。

2014/01/08岐阜・大日ヶ岳

念願のスプリットデビュー!

準備

一本滑ってから登り口で準備をしていると、高鷲スノーパークにバックカントリーデスクを持つパワーゾーンのガイドさんとお客さんがやってきて入山の準備を始めました。そのガイドさんもスプリットなので準備の様子をこっそり見てると一つ発見!シールはってからポールつかってゴシゴシとこするようにシールを圧着しています。思わず聞いてみたら

『自分のシールは圧着するタイプなのでやってるけど、そうじゃないシールでも同じ様にするとはがれにくいんですよ。』

とさわやかに教えてくれました。
お客さんでもない僕が質問などしてしまいましたが親切に教えてくれて感謝です。
バックカントリーのガイドを頼むときはぜひパワーゾーンで!

シールをはったりバインをつけかえるなどハイクを始めるまでの準備はまだ慣れてないせいで手際よくいかず、スノーシューのときより少し時間がかかった気がしますが回数を重ねれば慣れてスピードアップできると思います。

ハイク

ハイクをスタートして真っ先に感じたのが、背中の軽い事! やっぱボードがないだけでかなり背中が軽いです。
ハイク中に嬉しかったのは、頭上の木の枝を気にしなくてよい事。ボード背負って歩いているときに枝をよけるために体を傾けたりしゃがんだりすると余計な体力も使いますし、下手するとと枝が引っかかってバランス崩したりすすめなかったり転んだりとほんと煩わしいです。
スプリットになるとボードを背負ってないので、頭上の木の枝を気にする必要が全くなし、これはハイクのストレスかなり軽減されます。

途中の急な傾斜ではずりずりと後ろにさがってしまったこともありました。これもどんな雪質ならどれぐらいの傾斜までOKなのかということを経験を重ねて感覚で覚えるしかありません。
キックターンも試しましたがうまく行ったりいかなかったり。
歩いている最中に板のノーズをひっかけて転んだりもしました。ださっ!もっと経験積まなければ。

そして心配していた下り斜面。スキーのように滑って降りるのですがやっぱりこけました。僕自身、スキーの経験もなくはないのですがかかとが固定されていないので全く感覚が違います。スピードがつくと制御できません。

滑走

滑走は特に問題なし。気持ち良く滑りました。スノーシューしょってないぶん背中も軽く快適です。

まとめ

何はともあれ新しいおもちゃは楽しいものです。新しい道具は最初手間取るけどどんどん経験を積めばうまく使いこなせるようになると思います。スプリットボードは今までのスノーシューと比べたときの利点もたくさんあるので今後が楽しみです。正直大日ヶ岳のようなちょこっと歩いてちょこっと滑るのを繰り返すような山はスプリットのメリットが出にくいかも。早く大きい山行きたい!

K2 Kwicker ムービー