スプリットボーダーの皆さん、バインディングは何使ってますか?
自分は、シーズンによってカラコラム使ったりスパーク使ったりしてますが、最近は比較のために両方を交互に使ったりしてます。
用途や使用のスタイルによって合う合わないがあると思いますが、個人的な感想やカラコラムバインディングのあれこれを。
karakoram
まずジェレミー・ジョーンズ先生も使ってるカラコラム、かなり気に入って現在はメインで使ってます。
以前使っていたのは旧モデルのPRIME1(プライムワン)、今はPRIME-X(プライムエックス)を使っています。
重量
現行のPRIME-Xは、PRIME1に比べて改良が重ねられ使い勝手もかなり向上していますし、重量も随分軽くなっています。
改良されているパーツは、シャーシ本体、ストラップ、インターフェイスなど、そしてネジにいたっても。 20/21モデルではラチェットの軽量化を含む改良もありました。
特に軽量化に貢献しているのは、ストラップとシャーシかな。
シャーシのサイドが、ボトム側にまわりこみ、ヒールカップとも一体化されてネジも少ないため見た目もスマートになってます。
また、現行のPRIME-Xのシャーシのサイドウォールは非対称。両足ともに外側は歩く時にしっかりサポートできるよう高め、内側はライディングの時の自由度を高めるために低めとなっています。
モードチェンジ
そして、18/19モデル以後バージョンアップしているインターフェイスが秀逸。
モードチェンジがめちゃくちゃラクです。
百聞は一見にしかず、下のムービー御覧ください。
どのメーカーのスプリットボードバインディングでも、モードチェンジの際に雪が詰まってしまうことがあります。
パウダーの時にはあまり気にならなくても、特に湿雪時。
アップデートされた現在のバージョンは雪が詰まりにくい!
ソリッド感
そしてなんといっても板のソリッド感(割れていない感じ)がカラコラムの一番の特徴。
インターフェイスが2枚の板をまたぐせいかがっちりと接合され、本体の剛性とあいまって板のソリッド感を強く感じます。
ヒールリフター
ヒールリフターも3年ほど前にアップグレードされて使いやすくなってます。
ポールのグリップではなく、バスケットを使って上げ下げができるのがホントらく。(下の動画参照)
DualSpeed Riser and Tour Mode Use and Adjustment from Karakoram on Vimeo.
個人的な感想としては、スパークR&Dのリフターよりかなり操作しやすいです。スパークR&Dのリフターは、バインディング本体の底部についていることもあって、ポール(グリップ側)で操作しようとしてもなかなかうまく行かずイライラしちゃうことも・・・。ましてやパケット側での操作は至難の業。
自分の場合、片方はうまくいくんだけど、個体差があるのかもう片方がどうしてもうまくできない。
最初のうちは練習だと思ってポールで操作するようにしてましたがなかなかうまくならず、最近は手っ取り早くしゃがんで手であげてます(XX)
旧モデルのバインディング本体にも新しいタイプのリフターが使え、リフターのみでの販売もしていますのでよろしければどうぞ。
【karakoram】DUAL-SPEED RISER @オンラインストア
※今季は(20/21)すでに完売ですm(__)m
蛇足ですが、カラコラム旧タイプのヒールリフターをお使いの方で、なぜかゆるくなっちゃってかかとを乗せると倒れてしまうという方もみえるかも。
旧モデルのヒールリフター未使用品をふたつ持ってます。(2021/1/22現在)
2個セットなら5,000円、片方だけなら3,000円で販売しますので今使っているものがゆるくなっちゃって欲しい方は連絡ください。 bc@sprt.jp
2020/21 PRIME X動画
プライムX最新モデルの動画です。
2021/22モデルのご予約
今期モデルの在庫はほとんど残っていません。店頭分は旧モデルも含めて完売してしまいました。
あるのはPRIME NOMADのSサイズと、PRIME-XのLサイズが輸入元にわずか残るのみです。他のモデルとサイズは完売です。
2021/22モデルのご予約締切は例年2月中下旬頃です。
今季もお得な早期予約割引やります!
来季モデルの情報リリースがあったらまたこちらのウェブで案内しますのでチェックをよろしくお願いしますm(__)m
参考: カラコラムスプリットボード用バインディングの2020/21モデル一覧はこちら。
Spark R&D vs Karakoram
カラコラムの良いところばっかりあげましたが、不満もまったくないわけではありません。
そしてスパークR&Dバインディンの良いところもたくさんあります。
というわけで比較してみて、それぞれの良い点、そうでない点を挙げてみました。
karakoram
◆GOOD POINTS!
・ソリッド感
・モードチェンジ
・インターフェイスは全部本体にこみ!
・ヒールロックのパーツも本体にこみ!
・頑丈さ
・かっこよさ。(個人的に・・・。)
◆BAD POINTS…
・お値段高め!
・インターフェイスが重め。(オプションで軽量バージョンもあり)
★カラコラムはこんな人におすすめ
・板の割れ感はできる限り小さい方がいい!
・ジェレミー・ジョーンズ先生リスペクト!
・予算は気にしないぜ!
Spark R&D
◆GOOD POINTS!
・お手頃価格!
・インターフェイスが軽め。
・使用率が高い。(情報を共有しやすい。)
◆BAD POINTS…
・部品が比較的壊れやすい。(パーツ販売は充実してます。)
・karakoramに比べると板の割れを感じやすいかも。
・インターフェイスライドモードや、ヒールロック機構のパーツが別売り
★スパークR&Dはこんな人におすすめ
・これからスプリットボードを始める方。
(板とかも買わなくちゃなのでできる限り予算を抑えたい方。)
カラコラム&スパークR&D比較表
カラコラムとスパークを各項目ごとに比較してみました。
個人的な使用感もおおいに含まれますのでご参考程度に。
項目 | カラコラム | スパークR&D | |
---|---|---|---|
滑走感 | ◎ | ○ | |
本体重量 | モデルによる | ||
インターフェイス重量 | △ ※軽量ver.もあり(別売) |
○ | |
耐久性 | ◎ | ○ | |
価格 | △ | ○ | |
ソリッドボードでの使用 | どちらも可能 | ||
モードチェンジのはやさ(全般) | 大差なし | ||
雪づまり | ◎ | ○ | |
ヒールリフター操作性 | ◎ | ○ | |
ハイバック角度調整(フォワードリーン) | 調節方法もモードチェンジのはやさも大差なし | ||
クランポンの装着しやすさ | ○ | ◎ | |
クランポンの効き | ○ ※バインディング側にクランポンをとりつけるためヒールリフターを使用するとクランポンが効きにくい。 |
◎ ※クランポンが板側、ヒールリフターがバインディング側にあるため、ヒールリフターつけた状態でもよく効く |
|
カント付きライドモードインターフェイス | なし | あり(別売) | |
インターフェイス軽量ver. | あり(別売) | なし | |
Verts対応 | ○ ※Verts本体の他に専用パーツの購入が必要 |
◎ ※Verts本体にインターフェイスがついたタイプの販売あり。 |
|
Sender ※簡易スノーシュー |
あり(別売) | なし | |
簡易ブーツアイゼン | あり(別売) バインディング本体を板から外してクランポンをつけた状態で簡易ブーツアイゼンとして歩行可能。オプションの前爪も装着可能。 |
なし |
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