14/15【karakoram】 PRIMEシリーズのご紹介

今年、新しくモデルチェンジしたkarakoram(カラコラム)のバインディング「PRIME(プライム)」シリーズをご紹介します^_^

参考:
※下記リンク先の記事では、カラコラムのPRIME1を実際に板に取り付けた際の作業工程を詳しくご案内していますのでよろしければ御覧ください。
スプリットボードはじめました。#9 JONES&KARAKORAM

プライムシリーズ概要

メーカーのうたうチェンジオーバータイム(スキンをはがし、ポールをたたみ、それらををバックパックに収納し、板をつなぎ、バインをツアーモードからライドモードへつけかえるタイム)はなんとたったの2分未満!!
まずはメーカーの宣伝ムービーをどうぞ。

Karakoram Prime Splitboard System from Karakoram on Vimeo.

ライドモードとツアーモードの切り替えがめちゃくちゃ簡単、時間短縮!

ライドモードにするときは、Power-Link(パワーリンク)が下がった状態のバインをSolid-Ride(ソリッドライド)の上にのせ、Power-Linkをカチャンとあげてロックするだけ。
外すときは再びPower-Linkをカチャンと下げてロックを解除し、レバーが上がった状態のツアーモードのインターフェースの上につま先側からひっかけてかかと側をおろし再びPower-Linkをあげてロックするだけ。

しかもバインにブーツを固定したままライドモードとツアーモードの切り替えができちゃいます。例えばハイクが終わってツアーモードからライドモードに切り替えるときに、バインのストラップをゆるめて外すことなく、Power-Linkをおろしてロックを解除し、ブーツをバインごとインターフェースにはめ変えることができちゃうのです。そしてのその逆も。超らくちん。

一番左がPRIME SL 真ん中と右はPRIME1

一番左がPRIME SL 真ん中と右はPRIME1

プライムシリーズ詳細

機能比較一覧

プライムシリーズのラインナップには、メンズモデルだけで4つのモデルが展開されています。違いがわかりにくいので一覧表にしてみました。

左がSL、右が1。横から見るとシャーシの肉抜きの形状が違いがよくわかります。SLと1ではストラップも異なります。

左がSL、右が1。横から見るとシャーシの肉抜きの形状が違いがよくわかります。SLと1ではストラップも異なります。

PRIME
Carbon
PRIME
SL
PRIME Straightline PRIME
1
価格(税抜定価) 138,000円 128,000円 128,000円 108,000円
重量(Mサイズ・片方) 675g 695g 785g 800g
ヒールカップ
※軽量化肉抜き
7075-T6
※有り
7075-T6
※有り
ノーマル
※なし
ノーマル
※なし
ハイバック
※硬さ
カーボン
※硬め
エアフロー
※中間
カーボン
※硬め
エアフロー
※中間
トーストラップ エアーストラップ エアーストラップ ノーマル ノーマル
カラー ブルー/オレンジ オレンジ/ホワイト、ホワイト/グリーン ブラック/ホワイト ブラック/グリーン、ホワイト/ブルー
特徴 最軽量でハイバック硬め。 軽量でハイバック柔らかめ。 重めでハイバック硬め。 重めでハイバックがやわらかめ。
PRIME1 左がホワイト/ブルー、右がブラック/グリーン

PRIME1 左がホワイト/ブルー、右がブラック/グリーン

各機能詳細(各モデル共通)

カラコラムバインディングの優れた各機能を紹介します。

Power-Link

Power-Link-SL-350-x-350なんといっても特徴的なのが、”Power-Link” ヒール部分のこの部品を上げ下げするだけでロックとロック解除ができます。面倒なピンの抜き差しがなく紛失の心配もありません。

グローブをしたままで簡単に操作できます。そしてバインにブーツがはまったままで操作できるのも大きな特徴といえると思います。

Ride-Stride Forward Lean

Ride-Stride-SL-350-x-350この”ライドストライドフォワードリーン”はハイバックのレバーを回転させるだけで、角度を大きくかえることができ。ツアーモードの時はより足首の可動範囲が大きく歩きやすくなります。
このレバーの操作もグローブをしたままで簡単にできます。

Open Binding Chassis

Open-Chasisバインディングのボトム部分は、ひねり方向のフレックスがあり板のトーションを感じながら乗ることができます。

また、バインディングのボトムは軽量化をはかるため、CNCマシンを使って徹底的に肉抜きされています。

Sleeved Axles

Sleeved-Axle-310ツアーモードの時に支点となる軸は、真ん中で2つに別れそれぞれが回転するため、スムーズなかかとの上げ下げができます。

Solid-Ride

Solid-RideライドモードのインターフェースSolid-Ride(ソリッドライド)は、4箇所のネジでボードにがっちりと固定できます。
そして雪が凍ってつまりにく形状にデザインされています。
またスタンスの角度は30度から-30度まで調節でき、スタンス幅も0.5インチ(約1.25cm)きざみで調節できます。
このライドモードのインターフェースもバインに付属しています。

Tour Mode Interface

Tour-Mode-2-highlighted-leverはめやすく、かつしっかりと板と固定され、雪がつまりにくいツアーモードのインターフェース。ツアーモードのインターフェースもピンなどはなく部品の紛失の心配は一切いりません。
このツアーモードのインターフェースもバインに付属しています。

Flip-Speed Riser

Flip-Speed-Riserポールの柄かバケットを使って上げ下げができるヒールリフター。高さも2段階に調節できます。
このヒールロック付きのヒールリフターもバインに付属しています。

Heel-Lock

Heel-Lockこのヒールロック機能はカラコラムプライムシリーズバインディングの大きな特徴のひとつと言えるでしょう。前モデルのヒールリフターを使ったロックと比べてよりがっちりとかかとが固定できます。
特にスプリットボード初心者の方にはこのヒールロック機能がついたバインディングを強烈におすすめします。ハイクの途中で下り斜面にでくわしたときこのヒールロック機能がついていることに絶対に感謝すると思います!

付属品

上記の一覧表の価格に含まれるセットには、バインディングの他に、ツアーモードとライドモードのインターフェース、そしてヒールロック付きのヒールリフターも含まれています。あとは板とスキン、板の左右を接続するノーズとテールのチップ(これらは既製のスプリットボードを購入すればついてくることがほとんどかと思います。ソリッドの板を割って自作する場合には別途購入が必要。)があれば、ひとまず他に部品を購入する必要はありません。
オプションとしては専用のクランポンが17,000円(税抜き定価)などがあり、またAIR STRAP(税抜き定価・ペア8,000円)を購入すれば、PRIME StraightlineやPRIME1のトーストラップを取り替えて軽量化することもできます。ヒールリフターや板をつなぐクリップなどは部品のみで購入することができるので万が一そういった部品が損傷などした場合にも交換が可能です。

karakoram買うならスピリット!

★スピリットで取り扱うkarakoram製品は、日本正規販売元のHASCOから仕入れて販売しておりますので、国内できちんと保証が受けられます。
店頭に在庫しているので、実際に手にとってぜひがちゃがちゃと操作してみてください。

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お問い合わせフォーム
mail:shop@outdoorgear.jp

参考:
※下記リンク先の記事では、カラコラムのPRIME1を実際に板に取り付けた際の作業工程を詳しくご案内していますのでよろしければ御覧ください。
スプリットボードはじめました。#9 JONES&KARAKORAM