あえて、ちょっと誤解をうんじゃうかもしれないタイトルにしてみました。
雪崩事故などを受けて最近注目を集めている ”コース外滑走” 。ただ、”コース外” も含めた様々な言葉がそれぞれどの場所を指すのかを正しく理解している人が少ない気もします。(メディアも含めて?)
このウェブでは昨年にも、スキー場外滑走についての投稿をアップしました。
◆参照: K2 ピルチャックキット、ハイアックキットのご紹介
※記事内でニセコルールや、コース外などの言葉について触れています。
コース外、スキー場外、管理区域内、管理区域外、自己責任エリアなどなど。これらについて正しく認識してるかもう一度確認しとかなきゃということでまた色々調べてみました。
もしよかったらみなさんも下記リンクなど確認してみてください。
スキー場などのルール
それぞれのエリアでのルールが記載されているページ(ごく一部)を紹介します。
中の人のまんが
以下では、上記のルールにも出てくる “管理区域外” などの言葉が説明されています。
コース外滑走がなぜいけないのかなどをわかりやすく説明して頂いているのでぜひ御覧ください。
用語
- スキー場管理区域外: スキー場の敷地外。スキー場外。
- スキー場管理区域内: スキー場の敷地内(立入禁止区域も含む)。スキー場内。
- コース内: スキー場内における滑走可能区域
- 立入禁止区域: スキー場管理区域内外に関わらず滑走が禁止されているエリア
“コース外について”
コース外という言葉については定義があいまいな気もします。
- コース外①: スキー場内における滑走禁止区域
- コース外②: スキー場外も含めたコースではない場所。
- コース外③: ①と②の両方
メディアでは、スキー場外も含めた、つまり③の意味でとらえていることが多い?
こんな報道のされ方もしています。
スキー場のバカ者たち!コース外れて救助され「俺たちルールに縛られないから」
それとは反対にこんな意見もあります。
スキー場の“コース外滑降”は悪なのか?(日本山岳救助機構合同会社)
最後に
バックカントリーに関して、日本ではまだまだ社会の認知度が低くいろんな意見もあるみたいですが、バックカントリー用品を販売する者、楽しむ者として、バックカントリーに対する誤解や偏見がなくなるようにパウダー愛好者にはルールを守り正しい知識を持って他人に迷惑かけないで楽しんでもらいと思います。自分も今一度気を引き締めなおさなきゃです。
パウダー楽しみたい人は、他人の土俵でルール破って迷惑なんてかけないで、もっと自分を磨いて自然の山へ出かけようぜって言いたいです。
日本中に頼れるプロのガイドさんがいて、そこら中で初心者向けのバックカントリーツアーをやっているんだから一度ツアーに入ってバックカントリーを経験するのを強烈におすすめします。
自然の山経験したらルール破って立入禁止区域すべることがどんなにみみっちいことか痛感しちゃうことでしょう。自分のちっちゃさに自己嫌悪しちゃうかも。
たくさんのパウダー愛好者、バックカントリー愛好者が何より安全に楽しい時間を過ごせることを願ってます。