”奥美濃の小黒部” 川浦谷 沢登り

アラヨ!松田です。どんどんブログ更新していきます!今回は奥美濃の沢を紹介します。

奥美濃の小黒部、川浦谷

奥美濃の小黒部」長良川支流、板取川の上流部にある川浦(かおれ)渓谷は日本有数の大渓谷黒部渓谷になぞらえてそう呼ばれます。

実際、その険しさや美しさは黒部にもおとらぬ魅力をもった素晴らしい沢です。

アプローチはこちらを参考に!ただし、沢登りの場合入渓点は板取キャンプ場になるのでご注意を!尚、駐車場は1日500円となっています。

キャンプ場を出発、西ヶ洞谷出合をゴール(林道に上がれます)とすると遡行距離は2キロ弱、多くのパーティーが6~7時間で抜けています。

※国土地理院HP引用 http://maps.gsi.go.jp/#5/35.362222/138.731389

カヤックなどをされる方には沢登りって大変じゃない?と思うかもしれませんがそれがまた楽しいんです!

水流に逆らうという面ではかなり根性は要りますけど(笑)

林道から眺める谷底は中々ワイルドな表情を見せてくれます。これからこの谷に降り立つのかと考えると緊張感の高まる瞬間です。

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キャンプ場からの入渓、BBQなどを楽しむ家族連れの横を変な集団が進みます。

最初はいたって穏やかで、のんびりと50mの水泳が楽しめます。右からのへつりも可能です。

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そのあとはご覧のような徒渉(対岸に渡ること)という名の泳ぎが続きます。

川が狭まると一気に流れは凶暴さを増しロープを使った渡渉が続きます。こういうときはフローティングロープが必須です。

他のウォータースポーツ同様普通のロープでは沈んでしまい、水中で岩などにひっかかって事故が起こる可能性があるので泳ぎや渡渉には水に浮くフローティングロープを使ってください!

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ファイントラック ゴージュバック

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ロープ径6.5mmで長さは15m25mの二種類があります。実際に上ノ廊下やその他泳ぎ系の沢に行って思うことは高巻きよりロープを付けて積極的に泳いだ方が安全だということです。

ゴージュバックは投げやすい形に設計されているので腰につけておけば誰かが流された時も素早くレスキューが可能です。

そして、ロープを投げる際は要救助者めがけて投げるのが一番ですが、一般的に流れは水面より水面直下の方が早いので人の方が早く流れます。

なので、ロープは若干下流側に投げた方が安全策と言えます。道具は正しく使えてこそ安全を確保できます。とにかくうまく投げるには練習あるのみ!

アウトドアギア.jp

時にはウルトラマンのような華麗な飛び込みも披露します(笑)

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花崗岩の側壁はホールドも多く快適な高巻きが楽しめます。

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水量が多く海ノ溝洞出合いの次の滝で敗退。ゴルジュ系の沢は水量が増えると一気に難易度が増しますね。

でも、今思うとビビっただけだなぁと反省です。だってアユは滝を登ってましたからね。野生ってやつの力はすごいです。

今回は激流の川浦谷を紹介しましたが奥美濃にはブナの原生林の中を行く癒し系の沢やウォータースライダーの楽しめる沢など表情豊かな沢がたくさんあります。

この川浦渓谷も岐阜の紅葉33選に選ばれていて秋の紅葉狩りもいいかもしれません。自分も東海、近畿の沢はビギナーなのでこれからどんどん開拓していこうと思います!

スピリットではファイントラック以外にもフローティングロープ、ウォータースポーツ用品多数そろえておりますのでオンラインストアに遊びに来てください!

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川浦谷などに遊びに来られる際は奥美濃の玄関、美濃市にあるスピリット本店にも遊びに来てください!

※尚、今回の記録は2014年7月のものです。