雪山でスマホ。 それともガラケー? ココヘリやSPOTは知ってますか?

皆さんは、スマホは何をお使いですか?
もしかしてガラケー?

SPOTやココヘリは知ってますか?

雪山でのスマホとガラケー

雪山ではスマホ有利、ガラケー有利、それとも2台持ち??

雪山で使えるスマホの機能

雪山でスマホが便利なツールになることもありますね。

GPSアプリ

雪山へ入ると人はほとんどの方がお使いだと思いますが、GPSトラッキングアプリ。
もしまだ知らないという方は、ぜひ活用してみてください!

山旅ロガー

◆iPhone
fieldaccess
ジオグラフィカ

◆android
地図ロイド&山旅ロガー
ジオグラフィカ

ただし、GPSのに頼り切らないで地図とコンパスの携帯と読図の練習も忘れないようにしたいですね^_^

GPSサーチ

アンドロイドデバイスマネージャー

アンドロイドデバイスマネージャー

『アンドロイドデバイスマネージャー』や『iPhoneを探す』知ってます?

スマホの電源が入っている間は、自宅のパソコンなどからスマホの居場所をつきとめられます。

この機能の使い方やパスワードを自分以外の誰かに教えておけば、緊急時に自分の居場所を割り出してもらえます。

ただし、緊急時意外にも自分の居場所がわかります^_^;
やましいことがなければ平気?

タッチパネル操作

雪山でスマホ操作するときグローブ付けたままだと操作しにくいです。

手袋モード

SONYのXPERIA(エクスペリア)など、アンドロイドのスマホなら手袋モードという機能がついていることがありますよ。

グローブ

当店でもタッチパネル対応の雪山用のグローブの取扱いがありますのでよろしければぜひ。

ダカイン マベリックグローブ

タッチパネル対応

こちらは、DAKINEのタッチパネル対応のグローブ。
【DAKINE】Maverick Gloveをオンラインストアでチェック!

ゴアテックスです!


マムート シェルターコンパクトミトン

マムートの指が出せるミトン

マムートからは、指が出せるミトンも発売されています。

【MAMMUT】Shelter Kompakt Mittenをオンラインストアでチェック!

僕も使ってます^_^

タッチペン

pda-pen25bk_ft7dxタッチペンなら安上がり^_^

『一本だと、拡大や縮小ができないじゃん!』というあなた!
iPhoneならというAssistive Touchという機能があり、一本で拡大や縮小もできますよ^_^

参照:【iPhone】片手だけで縮小と拡大を自在にこなすアイフォン裏技

ソーセージ

ソーセージでもタッチペンの代わりになるって知ってました?
韓国では一昔前はソーセージでスマホを操作するのがはやってて、ソーセージがバカ売れしてたみたいですよ。

参照:iPhoneを操作できるソーセージが韓国でバカ売れ!

緊急時の非常食にもなりますね!!
くだらなくてすみませんm(__)m

寒いと電源が落ちる

130702smartphone_batteryスマホだと、

『電池の消耗が早い・・』
『寒いと電源が落ちる・・』
『タッチしても画面がなかなか反応してくれない・・』 

なんてことないですか?
iPhoneだと寒くてバッテリーの電圧が下がった時に自動で電源が落ちる仕様になっているみたいですね。

極寒時に連続で写真を取るなどの大きな負荷をかけると特に電源が落ちやすいそうです。

対策

ヤマレコでこんな記事をみつけました。雪山で電源を落ちにくくするためのポイントを案内してくれてますので、iPhoneの人はぜひ御覧ください。
参照: 雪山でスマホを使う場合の傾向と対策

ガラケー

ガラケーのメリットは電池のもちが良いこと。
意外と山でも電波が入ることが多いのでいざという時の緊急連絡手段としてはガラケーの方が頼りになるかも。

個人的には、山へ行くときにはいつもガラケーを持っていってます。
電池の消耗をおさえるように、電源を切ってバックパックに入れてます。
*電波のつながらないところや、つながりにくいところでは、ケータイが電波を探すため早く消耗してしまうそうです。

ガラケー + SIMフリースマホ(格安SIM)

格安SIMなら2台持ちでも安いです。

僕の場合、ガラケーとスマホ(Xperia)の2台持ちです。
自分の使い方ならこれがベストだと思ってます。

ランニングコストもドコモなどの大手キャリアのスマホ1台より安いです。

2台持ちでも毎月合計で3,048円

ガラケーはドコモ。 2,000円分の無料通話込みで毎月1,947円
スマホは格安SIMのOCNモバイルONE データ通信専用SIMで一番安い毎月1,101円のプランを利用しています。

データ通信専用SIMだと音声通話はできませんが、SNSオプションをつけることでラインやフェイスブックの通話はできます。
データ使用量が一番少ない160MB/日のプランですが、僕には十分足りてます。

ラインが使えるようにSNSオプションを追加していますが、不要ならさらに安い972円で済みます。
音声通話も使えるようにしても、1,728円/月からです。MNPもできます。

接続エリア

格安SIMだと電波の入りを心配する方もいらっしゃるかもですが、例えばOCNモバイルONEではドコモのSIMカードを使用しているため基本的には接続可能エリアは山に強いドコモと同じです。

スマホ本体

またドコモのスマホをお持ちの方なら、SIMロック解除をしなくてもそのまま使えます。(OCNモバイルONEは、ドコモのSIMカードを使用しているため。)

海外モデルは対応周波数に注意!

僕の場合は、スマホ本体はSIMフリー機を海外通販で購入しています。
EXPAMSYS日本 (http://www.expansys.jp/)

ただし海外仕様の機種は日本で発売されているのと同じモデルでも、日本の周波数に対応していない場合もあるため注意が必要です。

例えばドコモなら、日本国内では以下の周波数でつながるようになっています。

2GHz帯 または 2.1GHz帯 (Band1)
1.7GHz帯 または 1.8GHz帯 (Band3)
800MHz帯 (Band19)
1.5GHz帯 (Band21)
700MHz帯 (Band28)

注意すべきは、山間部でつながりやすいと言われている800MHz帯。この周波数に対応した機種を購入しないと山間部でつながりにくいです。

ちなみに僕のXperia Z5 コンパクトは海外仕様モデルのためこの800MHz帯でつながらず、山にいるときにガラケーは電波拾ってるのにスマホは拾わないということがよくあります。

海外モデルのスマホを購入する場合には、全周波数に対応しているモデルでないと使えるエリアが限られてしまうので注意が必要です。

周波数についてもっと詳しく知りたい人は、以下の参照リンクも見てみてください。
参照: ドコモ系MVNOの周波数帯をまとめてみた!

ココヘリ & SPOT

最後に、携帯以外の緊急連絡のサービスをご紹介します。

ココヘリ

登山をする方ならご存知の方も多いココヘリ。
年会費3,650円で、家族や知人に自動で遭難の連絡がされヘリでの捜索が受けられます。
事前に登録した下山時間を過ぎても下山処理をしなかった場合に自動で家族や知人へと連絡されるため、遭難時など自分で操作をしなくても捜索が受けられます。

ただし、衛星を利用したシステムなどではないため機器からの緊急連絡はできないようなので、たとえば3日後に下山の予定で入山して初日に怪我をして動けなくなったなどの場合でも、携帯電話や無線など他の通信手段を使った連絡をしないと、事前に登録した下山時間になるまでは捜索が始まらないようです。

詳しくはウェブサイトを御覧ください。
ココヘリ
http://www.authjapan.com/-top

参考:spot(スポット)

スポットアドベンチャー好きなアメリカ人がよく持っているのがspot(スポット)

ウェブサイト: http://www.findmespot.com/

アメリカではREIなどのアウトドアショップでも販売されているのを良く目にします。

衛星を使ってサービスセンターへ直接救助を要請したり、家族や知人などへの『無事だよ。』 といったメッセージを携帯電話のショートメッセージやe-mail宛に送ることができます。

広大なアメリカでは携帯電話がつながらない場所も多く、車でのアクセスができない範囲も非常広いためこのサービスが普及しているようで、僕の友人でも持っている人が多く実際にこれをつかってヘリでの救助を受けた友人もいます。

特徴

こちらのサービスがココヘリと違うのは、連絡を受けてから現在地を探し当ててもらうのではなく、位置情報がリアルタイムで把握されており連絡があった時点でただちに救助がそこへ向かうことができるという点です。
たとえば救助が必要となった場合にSOSボタンを押すと、サービスセンターへとダイレクトに現在位置が伝達されます。
位置を特定したサービスセンターが適切と判断した最寄りのレスキュー機関(警察、消防、軍隊、民間レスキュー団体など)へと救助要請を出し、連絡を受けた救助機関がただちに知らされた位置へと救助へとむかうため迅速な救助サービスが受けられます。

また、砂漠で車の燃料がなくなったよとか、タイヤがパンクしたよといった生命の危険にはかかわらないSOSの連絡もできます。衛星を使っているため世界中どこにいてもサービスセンターなどへ緊急の連絡をすることができます。

費用

アメリカで購入する場合、機器の実売価格が8,000円程度から、サービスの内容によって年間150ドル(約15,000円)程度の料金で利用できるようです。

日本での利用可否

こちらは、アメリカのサービス会社との契約となるため日本国内に居住する人がそのサービスを利用できるかどうかは定かではありませんが、海外居住のサービス契約者が日本へ来た際にトラブルに遭って救助のサービスを受けた例も実際にあるようです。

日本でも正式に販売されるようになればいいのに。