2023/03/29 長野木曽駒ケ岳バックカントリー

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日付: 2023年3月29日(水)

メンバー
スプリットボード:T田さん、ヨシ

天候: 晴れ

T田さんにお誘い頂いて長野・木曽駒ケ岳バックカントリー!

お恥ずかしながら木曽駒ケ岳は自分自身お初でした。バスやロープウェイを使ったアクセス方法や料金など、備忘録がわりに詳細を記載しますので、初めての方のご参考にもなれば。

雪、まだまだたっぷり。好天に恵まれて超きもちいかった・・・。

4月1日からは、KINTOUNさんでツアーが開催されるそうですよ。
ご興味がある方はぜひお問い合わせを。
https://kintoun.jp/schedule/

アクセス

長野県にそびえる標高2,956m木曽駒ケ岳へは路線バスとロープウェイでアクセス。

中央道 駒ヶ根IC

菅の台バスセンター (インターより約5分・標高850m)*駐車料金800円
8:15 バス発 *片道830円

8:45 しらび平(ロープウェイ乗り場・標高1,662m
9:05 ロープウェイ発 *往復2,540円(割引2,030円)

9:12 千畳敷着(標高2,612m

*バス、ロープウェイ往復料金合計:4,200円

★最新の時刻表はこちらでご確認ください。
2023年度駒ケ岳ロープウェイ・路線バス時刻表

お得なキャンペーン

2023年3月31日まででしたが、お得なキャンペーンやってました。
モンベルなどのアウトドアショップ会員や山レコ会員向けの割引です。
ロープウェイ往復代金2,540円→2,030円

必要なギア

まず標高が高いので、水分は多めに持っていきましょう。飲料は千畳敷でも購入できます。
日焼け止めもお忘れなく。

スプリットボーダー&スキーヤー

今回はスプリットボードを選択し、急登ではブーツアイゼンを使用しました。

  • 板(シール、専用クランポン)
  • アイゼン(ブーツ用)
  • ピッケル

すべるラインにもよると思いますが、ブーツアイゼンは必須です。
ウィペットを持っていたこともあり、今回ピッケルは使用しませんでした。

当店でもスノーボードのブーツに合うワイドモデルのブーツクランポンのレンタルをしていますので、必要な方はお気軽にお問い合わせください。

BCレンタルはこちら

ソリッドボード+スノーシュー

スノーボーダーで滑走がメインならソリッドボード+スノーシューとアイゼンという選択肢もありだと思います。
雪質によってはスノーシューもいらないかも。

トリップレポート

さてさてトリップレポートです。

千畳敷までのアクセス

まずは中央道経由で駒ヶ根インターへ。

インターを下車して5分でバスセンター駐車場に到着したら、バス乗車のために荷物をまとめて準備。

乗車券は830円。スノーボードなど手荷物代金不要でした。バス乗車前にチケット購入。
(早い時間は窓口が空いておらず係員の方から。現金のみ利用可能でした。)

始発バスは8時15分。登山者などでほぼ満車。
何度も来ているT田さんによると混むのは始発だけで2本目は空いているそうです。
最後尾だったため補助席でした。

スノーボードやかばんは持ったまま乗り通路などに置きます。
途中かもしかなどを見つつ山道をゆられること30分でしらび平(ロープウェイ乗り場)に到着。

ロープウェイ乗り場でロープウェイの往復券と帰りのバスチケットを購入。こちらではクレジットカードも使えます。

窓口では割引キャンペーンの案内があり、スマホで山レコの会員証をみせて約500円割引となりました。


千畳敷到着後

ロープウェイを降りて建物を出るとそこは標高2,612mの山の中。目の前には広大な千畳敷カールが広がります。

千畳敷カール

滑走がメインなら木曽駒ケ岳山頂を踏む必要もないのですが、今回は自分自身が初めてだったのでT田さんにお付き合い頂いてひとまず山頂を目指します。

板は背中にかつぎブーツアイゼンを履いて八丁坂を登り乗越浄土へ。
板歩きが強い人はシールで全部つめるそうですが上部は結構急登。
急登でブーツアイゼンにはきかえるのであれば最初から板担いだ方が多分早いです。

八丁坂の上から千畳敷駅を望む
八丁坂を登り終えると乗越浄土


中岳を経由して1時間40分ほどで木曽駒ケ岳山頂へ到着。

木曽駒ケ岳山頂。後ろに見えるのは御嶽山


まずは山頂から1本。中岳の東面へと回り込みます。

山頂から
中岳東側

1本目終了後乗越浄土へと登り返し。

【こぼれ話】カラコラムのクランポンはヒールリフター使うと効かない??

カラコラム のクランポンはヒールリフターを使うと効かないと思われがち。
確かにSpark R&Dのように板側に取り付けてリフターで踏む方式ではないので雪面にささる爪の深さは浅くなるかも。
ただ、Spark R&Dの爪と比較すると、カラコラム のクランポンには横爪があり縦方向の登りがとても強いです。

写真では見にくいですが、横爪が雪面にしっかり食い込んでいます。
稜線近くの硬い雪面の急登ではヒールリフターも使ってがしがし直登。

ロープウェイ駅に向かい2本目

2本目
2本目

3本目は極楽平へと登って宝剣岳南側のルンゼ

ルンゼへとドロップ

T田さんは落とした手袋を拾いがてら残業の4本目。僕は定時であがりました(笑)

気温があまり上がらず雪はやや硬め、それでも好天に恵まれてこの景色の中で過ごせる時間は格別です。
ロープウェイの最終便15:55までしっかり遊んで大満足。

下山(千畳敷→菅の台)+アフター

帰りはロープウェイもバスも空いており、バスでは荷物を隣に置いてゆったり座って駐車場まで戻ることができました。


最後のしめはインター近くの明治亭というお店で名物のソースカツ丼。ごちそうさまでした。

まとめ

今回は木曽駒ケ岳山頂を踏み3本のみの滑走でしたが、滑走メインならいろんなラインで遊べると思います。
初めての方や、より安全に効率よく楽しみたい方はガイドツアーのご利用をおすすめします。
冒頭でもご紹介しましたが4月1日からKINTOUNさんでガイドツアー開催とのこと、このチャンスをお見逃しなく。
https://kintoun.jp/schedule/

懇意のガイドさんへのリクエストも良いのでは。

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