スプリットボードはじめました。#8 雪崩エアバッグの必要性について考えてみた。

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まずこのムービーを見てください。

雪崩に巻き込まれたものの、エアバッグを使用したおかげで雪の中へ埋まらない様子がよくわかります。この人だって雪崩エアバッグつけてなかったら死んでてもおかしくないんですよね・・・。
調べてみたら、雪崩エアバッグで助かった事故のうち、もしエアバッグ持ってなかったら死んでた確率は50%ぐらいだそうです。数字については色々あるみたいですが、リスクを減らせるのは間違いがないようです。

今年、岐阜の山で雪崩事故がおきスキーヤーの方一名がなくなりました。
http://nadare.jp/2014/03/140216.html
その日はちょうど自分たちも同じ山へ入る予定をしており、朝すぐ近くまで行っていましたが大雪が降っていたため予定をとりやめて近くのゲレンデですべっていました。その日の午後、事故のことを聞いて本当に怖かったのをよく憶えています。一歩間違えば自分が同じ目にあっていてもおかしくなかったなと。

同じく今年の1月には、一緒に山に入っていてすぐ近くにいた仲間がこんな目にも遭っています。

で、雪崩バッグ持つことに決めました・・・。

最初は、
『 雪崩エアバッグなんて ”危ない斜面” を攻めるエキスパートの人が持つものでしょ。それに高くて買えないよー・・・。』
と思ってたけどよくよく考えてみたら、経験が浅く知識や技術が十分でない僕みたいな者こそが、持って使い方を覚えるだけで死のリスクをぐっと減らせるこういう道具を持つべきではと思ったのです。

雪崩事故にあわないための知識や技術はこれからどんどん勉強し練習して身につけていきたいですが、それには時間も費用かかります。雪崩バッグを持って使い方を覚えさえすれば即時にリスクを抑えられるのであれば、購入費用がかかるのと荷物が重くなるのを我慢するぐらいはリスクある遊びをする者の責任かなと。何よりまだ死にたくないし。

『雪崩エアバッグさえあればもっと色んなとこ行けるぜー。』という意味ではもちろんありません。そんな風に考えたら本末転倒。雪崩にあわないように十分警戒をしつつも万が一巻き込まれた時のリスクを抑えるという意味です。

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どのメーカーのどのモデルにするかはまだ決めてませんが、これからじっくり考えて決めたいと思います。