2015/16各メーカー雪崩エアバッグ比較
今後バックカントリー必須アイテムになるであろう雪崩エアバッグをご紹介します。
雪崩遭遇時の直接的なリスク軽減効果はビーコンなどよりも格段に高いと思われ、今後日本でもどんどん普及していくのでは。
背負うだけでパウダーを楽しむ際のリスクを格段に抑えられるのですから当然といえば当然かもしれませんね。
まだ日本では合法的に入手できないモデルなどもありますが、メーカーから毎年新しいモデルが発売され、日本で正規品として購入できるモデルも年々増えています。
参考: 雪崩エアバッグ比較記事(英語)
http://www.outdoorgearlab.com/Avalanche-Airbag-Reviews
特に家族や子供たちに対して責任がある方は必須!好きに遊ばせてもらったうえに、家族を悲しませたり路頭に迷わせてはいけませんよ!!
以下では、当店で取り扱いがある雪崩エアバッグを紹介します。
※全て日本の正規輸入代理店を通して入荷し、国内で保証が受けられる日本正規品です。
雪崩エアバッグスペック&価格比較一覧表
年々雪崩エアバッグの種類が増えてて一つの表にまとまらないので、以下のようにサイズ別で分けて比較しました。- 容量20L未満
- 容量20L以上〜30L未満
- 容量30L以上
尚、こちらに記載の情報は2015年3月17日現在の情報です。2015/16モデルについては仕様や価格の変更の可能性もございます。
容量20L未満
容量20L未満のコンパクトなエアバッグ。主にサイドカントリーやガイドツアーなどの使用に適したモデルです。
日本でも野沢温泉などでは外国人が雪崩エアバッグを利用しているのがよく見られますが、日本のほど過保護でない(!?)海外のゲレンデでは使用している人がたくさんいるみたいですよ。
★注意!スマホで見る際に表が全部表示されない時は画面を横にしてみてね。
メーカー & モデル名 |
K2 NEW FLOAT 8 |
BCA NEW FLOAT 8 |
PIEPS NEW JETFORCE RIDER10 |
K2
FLOAT 15 |
---|---|---|---|---|
メーカーweb | – | – | – | web |
システム | ボンベ | ボンベ ★システム取外し可 |
モーター | ボンベ |
容量 | 8L | 8L | 10L | 15L |
重量 ※ボンベ含 |
– | 2,538g | 3,300g | – |
スキー& スプリット |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ボード | ◯ | △ ※1 | ◯ | ◯ |
ヘルメットホルダー | ◎ ※2 | – | ◯ | ◎ ※2 |
その他 | ・ピッケルキャリー | ・外部複数アンカー | ・満充電で4回 | ・ピッケルキャリー |
定価 (税抜) |
97,000円 | 93,000円 | 155,000円 | 103,000円 →Spirit Price |
オンラインストア | 2015年秋発売開始予定。ご予約受付中! お問い合わせもお気軽に! shop@outdoorgear.jp |
好評販売中! |
※1 スノーボードアタッチメントオプションを使用し水平積みのみ。
※2 格納可能ヘルメットキャリー
☆BCA及びK2のボンベ再充填は1回3,000円です。正規品のエアバッグ購入者に限り予備ボンベの購入可能
★お問い合わせはお気軽にどうぞ!
お問い合わせフォーム
mail:shop@outdoorgear.jp
容量20L以上〜30L未満
半日〜1日ツアーに適したモデル。
★注意!スマホで見る際に表が全部表示されない時は画面を横にしてみてね。
メーカー & モデル名 |
BCA2015 FLOAT 22 |
BCA NEW 2016 FLOAT 22 |
PIEPSJETFORCE TOUR RIDER24 |
BCA NEW FLOAT 25 TURBO |
BCA FLOAT 27 Tech |
---|---|---|---|---|---|
メーカーWEB | web | – | web | web | web |
システム | ボンベ | ボンベ ★システム取外し可 |
モーター | ボンベ | ボンベ ★システム取外し可 |
容量 | 22L | S/M:24L M/L:26L |
25L | 27L | |
重量 ※ボンベ含 |
2,642g | 2,992g | 3,400g | 2,984g | 3,074g |
スキー& スプリット |
◯ | ◯ | – | ◯ | |
ボード | △ ※1 | ◯ | △ ※1 | △ ※1 | |
ヘルメットホルダー | ◯ | ◯ | – | ◎ ※2 | |
トリガー 位置変更 |
– | ◯ | – | ◯ | ◎ ※4 |
その他 | ・14/15以前 | – | ・満充電で4回 | ・スノーモービル向け | ・デュアルピッケルキャリー |
定価 (税抜) |
90,000円 →Spirit Price |
103,000円 | 160,000円 | 112,000円 | 114,500円 →Spirit Price |
オンラインストア | 好評販売中! | ご予約受付中! お問い合わせもお気軽に! shop@outdoorgear.jp |
好評販売中! |
※1 スノーボードアタッチメントオプションを使用し水平積みのみ。
※2 格納可能ヘルメットキャリー
※3 トリガー位置の左右変更が可能。
※4 トリガー位置の左右変更及び高さ調整が可能。
☆BCA及びK2のボンベ再充填は1回3,000円です。正規品のエアバッグ購入者に限り予備ボンベの購入可能
★お問い合わせはお気軽にどうぞ!
お問い合わせフォーム
mail:shop@outdoorgear.jp
容量30L以上
1dayツアー対応の容量を備えた30L以上のモデル
★注意!スマホで見る際に表が全部表示されない時は画面を横にしてみてね。
メーカー & モデル名 |
K2
FLOAT 30 |
BCA
2015 |
BCA NEW 2016 FLOAT 32 |
PIEPS
JETFORCE |
BCA
FLOAT 42 |
---|---|---|---|---|---|
メーカーWEB | web | web | – | web | web |
システム | ボンベ | ボンベ ★システム取外し可 |
モーター | ボンベ ★システム取外し可 |
|
容量 | 30L | 32L | S/M:34L M/L:36L |
42L | |
重量 ※ボンベ含 |
– | 2,984g | 3,218g | 3,500g | 3,254g |
スキー& スプリット |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
ボード | ◯ | △ ※1 | ◯ | ◯ | △ ※1 |
ヘルメットホルダー | ◎ ※2 | ◯ | ◎ ※2 | ◎ ※2 | |
トリガー 位置変更 |
– | ◯ ※3 | ◎ ※4 | – | ◎ ※4 |
その他 | ・ピッケルキャリー | ・デュアルピッケルキャリー | ・満充電で4回 | ・デュアルピッケルキャリー | |
定価 (税抜) |
117,000円 →Spirit Price |
95,000円 →Spirit Price |
109,000円 | 170,000円 | 121,000円 →Spirit Price |
オンラインストア | 好評販売中! | 好評販売中! | ご予約受付中! お問い合わせもお気軽に! shop@outdoorgear.jp |
好評販売中! |
※1 スノーボードアタッチメントオプションを使用し水平積みのみ。
※2 格納可能ヘルメットキャリー
※3 トリガー位置の左右変更が可能。
※4 トリガー位置の左右変更及び高さ調整が可能。
☆BCA及びK2のボンベ再充填は1回3,000円。正規品のエアバッグ購入者に限り予備ボンベの購入可能。
★お問い合わせはお気軽にどうぞ!
お問い合わせフォーム
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ムービー
雪崩エアバッグによって、雪崩に遭遇しながらも埋まらないだけでなく、怪我もせずに助かった様子が映し出されています。いずれもBCAのエアバッグによるものです。
スノーボーダー
スキーヤー
メーカー2015/16カタログ
K2
BCA
PIEPS
雪崩エアバッグに関するお問い合せはお気軽にどうぞ!
雪崩エアバッグに関するお問い合せはどうぞお気軽に。個人的には、『大は小を兼ねる』という訳ではありませんが、プロガイドさんからもアドバイスを頂いてBCAの42Lのモデル “FLOAT42” を来季から使用する予定です。
再充電で何度でも使えるJETFORCEシステムも魅力的でしたが、展示会などでBCAのシステムを何度か試させてもらい引っ張るだけなので練習ができないことは大きな問題では無いかなと。
加えて下記のようなBCAのメリットを考慮した結果やっぱりBCAかなと思って決めました。
- システム取り外し可能 → 他のサイズのシステムなしを買えばシステムを併用できる。
- システム取り外し可能 → 万が一エアバッグが損傷してもエアバッグのみ交換できる。
- PIEPSの34Lに比べて価格が5万円も安い。
- モーターのモデルと比べ重量が軽い。
- モーターのモデルと比べ開くのが早い。
- トリガー(スイッチ)が左右好きな方にセットできる。
- 入手できる雪崩エアバッグの中で最大サイズ。
- ピッケルキャリーや、ヘルメットキャリー、ゴーグルポケットなどのユーティリティが充実している。
- ボンベの充填も言うほど高くない。定価3,000円/回
懸念材料としては、スノーボードの縦積みができないことでしたが、僕の場合は、今季のバックカントリーでのスプリット使用率はほぼ100%なので問題ないかなと。もしソリッドボードでのバックカントリーが増えてくるようであれば、FLOAT32のニューモデルのシステムなしを購入すれば予算を抑えて2種類持て、使い分けもできて良いかなと思ってます。
実際に入手したら詳しくレポートしたいと思います^_^
★アバランチエアバッグに関するお問い合わせはお気軽にどうぞ!
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