バックカントリー初心者必見。BC用バックパックの選び方とNirvanaのご紹介

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バックカントリー初心者にありがちなのが、バックカントリー用ではないバックパックを使用していること。
経験者が見ると一発でわかります・・・。

バックカントリー初心者がバックパックを選ぶときはここをチェック!

では、なぜできるバックカントリャーがバックカントリー用のバックパックを使うのかいくつかの重要なチェックポイントを挙げてみます。

①雪対策

バックカントリー用のバックパックは雪対策がしてあります。
中のものが濡れにくくなっていたり、ショベルなどの収納スペースを別室にして使用後も他の収納物を濡らさないような工夫があります。

また、胸や腰のベルトのバックルも雪用のものが使われおり、雪がつまりにくくなっています。

②グローブをしたまま使えること

バックカントリーのベテランやガイドさんと一緒に山へ入る機会があれば行動をよーく観察してみてください。
できるバックカントリャーは、あんまりグローブを外しません。ムダに手を冷やしません。
これは、モードチェンジや滑走準備などの行動のスピードが早い一因でもあります。
反して、初心者の方はことあるごとにグローブを外すため、逐一の行動にとても時間がかかります。

バックカントリー用のバックパックは、グローブをしたままでも使いやすいようジッパーに工夫があるものがほとんどです。
休憩やモードチェンジの際、バックパックから何かを出したり入れたりする時にいちいちグローブを外さなくてすみます。

③スキーやスノーボードが簡単に固定できる。

バックカントリー用のバックパックは、板やスノーシューのバックパックへの固定が非常に簡単です。
専用のベルトが付属しているため、ほとんどの場合でバックルを数個ぱちんぱちんととめるだけ。
外すのも簡単です。

スキーやスプリットボードをバックパックの左右に1枚づつ固定するのがAフレーム方式。
2枚重ねて斜めがけするのがダイアゴナル方式。


スノーボードキャリーがついていれば、スノーボードの固定が可能。
バックカントリー用のバックパックでもスノーボードやスノーシューの取り付けに対応していないモデルもあるのでスノーボーダーは要注意。

スノーボードももちろん簡単に固定できます。【Mammut】Nirvana 30

④専用収納スペース

初心者の方にみかけられる行動として、バックパックから物を取り出す際に、バックをひっくり返したかのように雪上に中身を広げていることがあります。
できるバックカントリャーは、もちろんそんなことはしません。
バックパックの中がきれいに整頓されているためです。

バックカントリー用のバックパックには、バックカントリーで使うアイテムの専用スペースが設けられているため、整頓がしやすくモノの出し入れが非常にスムーズに素早くできます。

特に以下でご紹介する項目はバックカントリーでは必須です。

アバランチギア収納スペース

ショベルやプローブなどのアバランチギアを収納するためのスペースです。
バックカントリー用のバックパックでは、他の収納物と分けられていることがほとんどです。

部屋がわかれていることによって、すぐに取り出せます。←緊急時に超重要。
また、使用後も別室に収納できることで他の収納物を濡らしません。

ゴーグル

曇るのを防ぐためハイクの時にはゴーグルでなくサングラスを着用するのが一般的。

ゴーグル専用の収納スペースがあることで、つぶれる心配も減り、バックパックの中も整頓されます。

鍵や財布などの小物用ポケット

行動中に使わない車の鍵などは、他のものと分けて開けないポケットに入れておくと紛失の可能性がぐっと減ります。

ヘルメットホルダー

岩や木などの危険物がいっぱいのバックカントリーでは、ヘルメットの着用は必須です。

ハイクの時にかぶらない場合は、専用のホルダーがあると簡単にバックパックに固定できます。

アバランチギア専用スペース、ゴーグルポケット、ヘルメットホルダー【Mammut】Nirvana 30

サイズの選び方

初心者が使いやすいのは25L前後のサイズ。
特にガイドツアーに参加するだけならこれぐらいのサイズで十分に間に合う場合が多いです。

30L前後のバックパックなら、経験を積んで行動範囲が広くなったり行動時間が長くなり防寒具やレスキューギアなど荷物が増える場合にも対応できます。
3時間以上ハイクするようなバックカントリーなら、30Lぐらいの容量は必要です。
サイドにコンプレッションベルトがついているモデルであれば、荷物が少ない時にも体にフィットしやすい。

【Mammut】 Nirvana シリーズ

バックカントリー用品のラインナップが充実しているマムートのニルヴァーナシリーズはバックカントリースキーやバックカントリースノーボードでの使用に特化したバックパック。

雪対策、スキー・スノーボードの固定、各種収納スペースなどBCに必要な基本性能はもちろんばっちり備えています。

特におすすめなポイント

  • 大きく開く背面バックパネル。板を固定したままでも中の荷物がスムーズに取り出せます。
  • 左右に2箇所づつにコンプレッションベルトを装備し、内容量に合わせてマチを調整可能。
  • 多彩な収納スペース。ゴーグル、小物、ヘルメット、ハイドレーションなどなどすっきりと整頓して収納できます。ヒップベルトのポケットも大きめで使いやすい。
  • 幅広でやわらかなショルダーベルトとヒップベルト。背負い心地よし。
  • フレーム入りなので滑走の時にも体にフィット。(30のみ)

【Mammut】 Nirvana 30

【Mammut】Nirvana 30(black)
メーカー広告文

1日、または複数日のスキーやスノーボードツアー用の、高性能高機能なツーリング/フリーライダー リュックサック。
究極の持ち運びの心地よさ、加工、素材、よくデザインされた機能。スノーボードを前面に取り付けた場合でも、主コンパートメントに楽にアクセスできる完全に開いたバックジッパー。

仕様&機能

サイズ: 30L
カラー: black、igana-black、Hotred-black

• 背面システム: CONTACT U FrameTM
• 重量: 1350 g


特徴
• 再生主要材料
• パッド入りゴーグルポーチ
• 一体型のヘルメット キャリアー
• サイドまたは斜めに使用できるスキー アタッチメント
• スノーボードキャリング
• アバランチ安全用品を入れるフロントポケット
• ハイドレーション システム対応
• 取り外し可能なパッド入りヒップベルト
• ヒップベルトにあるジッパー付きポケット
• キークリップを備えたジッパー付き内部コンパートメント
• ピッケルストラップとトレッキング ポール ストラップ
• 緊急時の注意事項付きSOSラベル
• 腰に負担をかけず、上半身が動きやすいアルミニウム V-frame
2レイヤー,高密度EVA背面パッド入り,伸縮素材のカバーが付いたヒップおよびショルダーベルト

【Mammut】 Nirvana 25

30と比較しやや小ぶりで軽量ながら、30とほとんど同じ機能を備え使いやすい。

フレームがなく、スキーの固定はダイアゴナル(斜め掛け)方式のみ。


• 背面システム: CONTACT
• 重量: 1040 g


特徴
• 再生主要材料
• 背面からメインコンパートメントへのフルジップの開口部
• アバランチ安全用品を入れるフロントポケット
• パッド入りゴーグルポーチ
• 対角線スキー キャリア
• スノーボードキャリング
• ピッケルストラップとトレッキング ポール ストラップ
• ハイドレーション システム対応
• 緊急時の注意事項付きSOSラベル
2レイヤー,高密度EVA背面パッド入り,伸縮素材のカバーが付いたヒップおよびショルダーベルト

【Mammut】Nirvana 25

Nirvana25の各カラー1点に限りセール価格で販売中。

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