パウダー苦手? パウダーHOW TO & パウダーボードの紹介

Pocket

『足がすぐパンパンになって疲れちゃう。』
『ノーズがささって転んじゃう。』

パウダーがうまくすべれず困ってますか?
パウダー初心者のスノーボーダーはぜひご覧ください。

パウダー用語

まずはパウダー用語を知っておこう。

パウダースノー・・・水分が少なくさらさらとした粉状の雪。

非圧雪/オフピステ・・・圧雪車で踏まれていない雪面のこと。

非圧雪コース・・・スキー場内の圧雪車によって整備されないコースのこと。

すねパウ/ひざパウ/ももパウ・・・それぞれ、滑った時の深さがすね/ひざ/ももぐらいの深さのパウダー。

端パウ/脇パウ・・・圧雪コース脇の圧雪されていない積雪。

残パウ・・・いろんな人が非圧雪面をすべった後に残った非圧雪面

羽パウ/ドライパウダー・・・水分が極めて少ない軽いパウダー

重パウ・・・水分多めの重いパウダー

JAPOW(ジャパウ)・・・日本の軽くて乾いた上質なパウダー。毎年多くの外国人がJAPOWを求めて日本へと訪れる。

パウダー上達への道

パウダー楽しみたいからと言って、いきなりももまであるような非圧雪コースにつっこまないように。
深い雪の非圧雪コースで転ぶと大変なことになります。なかなか起き上がれずにもがいて汗だくになることに。
最悪パウダーに埋もれて窒息死なんてこともありえます。

  1. まずは端パウの残パウにトライ。 上級者も入らず、すべった跡がないところは何か罠が潜んでいる可能性大。
  2. 最初は短い距離から。 圧雪面から端パウに入りすぐピステンに復帰。慣れてきたら距離を伸ばしてみよう。
  3. 非圧雪コースにも入ってみよう。 ただし、端パウの長い距離が上手にすべれるようになってから。すねパウぐらいの浅めの時に誰かと一緒に入りましょう。
  4. バックカントリーを満喫 パウダーがばっちり滑れるようになってきたら、自然の山に入るバックカントリーでパウダーを満喫!
岐阜・白川郷バックカントリー
バックカントリーでは一面激パウ

パウダーを滑るコツ

パウダーを滑るコツは、テイルにのる、ノーズを持ち上げる、面でターンする、スピードをつける、バインディングをセットバックして取り付けるなどなど色々あります。

参考動画

  1. テイルに体重をのせる(0’44″) → 埋まらない
  2. ターンの時スプレーをあげる(1’25″) → 減速、スピードコントロール
  3. スピードを出す (1’53″)→ 埋まらない
  4. あらかじめ滑るラインをプランする(2’23″) → 埋まらない、危険物の回避
  5. 友達と一緒にすべろう(2’55″) → 安全管理、事故防止

レッスン&YOUTUBE

やはりいちばん良いのはレッスンに入ること。
動画を見てイメトレも。YOUTUBEなら以下のワードで検索してみてね。
スノーボード、パウダー 入門
スノーボード、パウダー 初心者 滑り方

パウダーボード

そして、パウダー上達に何より手っ取り早いのが、パウダーボードに乗ること。
正直、地道な練習なくともパウダーがうまくすべれちゃう可能性が十分にあります。

例えば、ママチャリ、MTB、ロードレーサー、BMX、幼児用の補助輪付き自転車・・・。
ママチャリでBMXのようなトリックはできないし、ロードレーサーで未舗装の山道なんてまともに走れません。

パウダーボードで早く上達!圧雪でも初心者にやさしい!

パウダーにはやっぱりパウダーボード。

乗りにくい板で無理に練習するより、上達も格段に早く、そして何より楽しいです!

パウダーボードは、ノーズがよく動いてターンのきっかけを作りやすく、エッジもひっかかりにくいために圧雪で初級者にやさしいのも特徴です。

パウダーボードは疲れにくい!

パウダー滑っててつかれちゃうのは、常にノーズを持ち上げないといけないのが大きな要因。
勝手に浮いてくれるパウダーボードはふとももの筋肉への負担が少なく圧倒的に疲れにくいです。

パウダーボードで圧雪バーンもラクに楽しむ

そして、意外かもしれませんがパウダーボードは圧雪のゲレンデ含めて気楽にすべるにもおすすめ。
休日をただ楽しく滑りたい方や、子供と一緒に楽しむお父さんお母さんにもグッド。

がっつりカービングとか、パーク入って跳ねて回ってというスタイルではなく、のりやすくて疲れにくく、そしてかっこいいJONESのパウダーボードは休日のスノーボードをリラックスして楽しむのにぴったりです。

パウダー強し!JONES SNOWBOARDS

JONESはパウダーに強い!! ラインナップも豊富です。

JONESと言えばHOVERCRAFTという方もみえる方もいますが、はっきり言って古いです!

今やHOVERCRAFTよりもパウダー性能に優れた板がいくつもリリースされていますので、情報がアップデートされていない方はぜひご覧ください。

SURFシリーズ

サーフボードシェイパーのクリステンソンとともにデザインされサーフィンのエッセンスが取り入れられたサーフィンインスパイアドスノーボード。

フレックス(板のやわらかさ)、ロッカー形状、そしてスプーン(3D)プロファイルにより、パウダーでもゲレンデでも楽しめるユニークなカタチのスノーボードです。

2022/23 JONES SURFシリーズ

SURFシリーズの中でもおすすめの2機種をピックアップ

MIND EXPANDER

2022/23 JONES MIND EXPANDER(マインドエキスパンダー)

これ、自分も乗ってます。(Mindexpander 154cm:身長165cm・体重62kg)
もうとにかくラクで楽しいので超おすすめです。

初中級者

パウダーでは、もうホントにとくかく良く浮いてくれて、ノーズがつっこんでコケたかなと一瞬思っても、スッと浮いてきてくれてリカバリーされることが多々あります。

動かしやすく柔らかめなのでボコパウやツリーランも楽しい。パウダーうまくなったと勘違いしちゃう板。緩斜面の深雪でも速い!

カービング

カービングが得意な板では決してないですが、そこはもとアルペンレーサーのJeremy Joneseのデザイン。パウダーだけでなくオールコンディションで楽しめるようなデザインです。

これまではキャンバーなしのフラットロッカーでしたが、2022/23モデルからはゆるめのキャンバーが入ります。上手な人なら攻めてください。

攻めないスノーボード

3Dが入ったノーズとテール、そしてやわらか目のフレックス、ゆるーいキャンバー、大きく入ったセットバックとロッカーのおかげで圧雪バーンでもゆるゆると乗れて疲れにくく、余暇をリラックスして楽しみたい方や、子供とすべるお父さんお母さんの休日の攻めないスノーボードにもぴったりです。

サイズ

発売当初ワンサイズだったマインドエキスパンダーも、愛好者が増え選択肢もかなり増えています。

Men’s:144cm・150cm・154cm・158cm・162cm・166cm
Women’s :142cm・146cm・150cm
Kids:130cm・138cm

パウダーボードというと浮力を出すために長い板のイメージがありますが、マインドエキスパンダーは短くても十分な浮力があるので通常よりも短めを選んでください。短めが選べる分動かしやすいです。
例えば、173cm/68kgのJeremy JonesでMindexpanderなら154cmをチョイスします。

MOVIE
2020/21 MINDEXPANDER(マインドエキスパンダー)

STORMCHASER

2022/23 JONES STORM CHASER(ストームチェイサー)
パウダー専用機

JONESラインナップの中で一番浮力の高い板。

深雪でとにかく良く浮いて速い。深くてやわらかい雪が超得意!

スイッチしない、カービングもいらない、もうとにかくパウダーでよく浮いて楽しい板が欲しいというあなたにおすすめです。

極太のウエスト、キャンバーなしで前足から大きく入ったロッカー、そしてスワローテイル、浮く要素しかない・・・。 短く、そして3Dまで入っているのでよく動いてツリーランも超得意。

自分自身は、ストームチェイサーのスプリットをディープパウダーの白川郷バックカントリーで愛用しています。もっと早く出会いたかった。
(STORM CHASER Split 147cm:身長165cm・体重62kg)

サイズ

ストームチェイサーも発売当初はワンサイズ、147cmのみ。ユーザーのリクエストに応えてサイズを増やしています。

142cm・147cm・152cm・157cm・160cm

例えば、173cm/68kgのJeremy JonesでStormchaserなら154cmをチョイスします。

STORM CHASER@白川郷バックカントリー

ALTERNATIVE FREERIDE

ユニークなシェイプ、キャンバー構造、そしてSPOON(3D)プロファイルが特徴のフリーライドモデル。

硬い雪から深い雪まで様々なテレインやコンディションに対応するモデルです。

パウダーとカービングの両方を楽しみたい方向け。

2022/23 JONES Alternative Freeride シリーズ

上の画像のように同じシェイプでいくつものモデルがありますが、ベースはHOVERCRAFT
HOVERCRAFT・・・ベーシックなオリジナルモデル
W’s HOVERCRAFT・・・女性モデル
ULTRACRAFT・・・カーボン素材が使用されたフレックスの硬い上級者向けモデル
HOVERCRAFT FEL・・・フレックスパターンが日本のゲレンデを想定して調整されたモデル。オリジナルモデルと比較して中低速域でのターン性能と操作性を向上。FELはFAR EAST LIMITED(極東限定)の略

HOVERCRAFT

2022/23 JONES HOVERCRAFT(ホバークラフト)

2009年のJONES創業以来、そのラインナップに名を連ね今もパウダーボードのスタンダードとして君臨するのがHOVERCRAFT(ホバークラフト)

この板もSURFシリーズにもひけをとらないほどかなり良く浮いてくれます。

インスタでは、世界中のファンがハッシュタグ #ihearthovercrafting を付けて投稿をアップしています。

日本でもJONESの知名度を上げたのは間違いなくこの板です。

岐阜・大日ヶ岳バックカントリー
HOVERCRAFT SPLIT@岐阜・大日ヶ岳バックカントリー
大きな浮力

太めのノーズとウエスト、短めのテール、しっかりと入ったロッカー、よく浮いてくれます。

3Dの入ったノーズとテールに加え全長は短めで、機敏なハンドリングを実現し、ツリーランも得意。

Surfシリーズとの違い

SURFシリーズと異なるのは、硬い雪面でもしっかりとすべれるよう、硬めのフレックスにキャンバーが入りしっかりとエッジングできるようにしていること。

バックカントリーで氷のような硬い雪を滑らなければならないような場面でも安心。

パウダーでの高い浮力と、カービング性能の両方を求める方におすすめの板です。

サイズ

Men’s:148cm・152cm・156cm・160cm・164cm
Women’s :144cm・146cm・150cm

例えば、173cm/68kgのJeremy JonesでHOVERCRAFTなら156cmをチョイスします。

モデル比較

どれも良さそうで迷っちゃう方のご参考に。

MIND EXPANDER
マインドエキスパンダー
STORM CHASER
ストームチェイサー
HOVERCRAFT
ホバークラフト
浮力
(パウダー)
ハンドリング
(ツリーランなど)
カービング
(圧雪・ピステン)
扱いやすさ
(リラックスライド・初級者)
バックカントリー
(硬い雪面を含むオールコンディション)

お問い合わせ

JONESスノーボードに関するお問い合わせはどうぞお気軽に。

スプリットボード、バックカントリーに関するお問い合わせはどうぞお気軽に!