Karakoram Ultra Clipの紹介と比較

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小ネタです。この情報を必要としている人はどれぐらいいるのか・・・(笑)

ニューボードクリップ誕生!

カラコラムが、スプリットボード用の新しいボードクリップをリリースしました。
その名も

『Ultra Clip(ウルトラクリップ)』

movie

百聞は一見にしかずということでムービーを

特徴

カラコラム ウルトラクリップクリップを倒すとフックの部分がスライドし左右の板を押し付けるようにしてつなげます。
スプリットボードでの乗り味を少しでもソリッドボードに近づけたいという繊細な感覚を持ってる人におすすめのクリップです。

本国アメリカではこの春リリースされるようですが日本へは来秋から入荷します。ご予約注文も承りますのでよろしければぜひ。
【karakoram】Ultra clips(2個セット)
定価14,000円(税抜) → Spirit Price

★お問い合わせもお気軽にどうぞ!
お問い合わせフォーム
mail:shop@outdoorgear.jp

従来型との違い

従来のカラコラムのクリップも左右から押し付けるようにつなげる仕様でしたが、

Splitboard-Clips①四角いワイヤー部分を挟まないように板を合わせ
②四角いワイヤー部分を反対へひっかけ
③さらにクリップを倒す

という作業が必要だったのに対し、新しいタイプは

①板をあわせ(四角のワイヤー部分は気にせず)
②クリップを倒す

という作業になりました。ちょっとしたことですが手間が減りました。
実際にフィールドへ出て疲れてたり吹雪いてたり自分だけ遅れててあせったりしてるとこのちょっとした手間が本当に煩わしいのです。
手間は少しでもかからない方がいい!
従来型に比べ軽く丈夫にもなっているとのこと。

JONESも採用

ちなみに、JONESの2016/17スプリットボードの一部のモデル(SOLUTION、STORM CHASER、ULTRAシリーズ)などではこのウルトラクリップが標準装備となります。
HOVERCRAFTなどでは、従来型のボードクリップが使われます。

その他のボードクリップ

参考までにその他のボードクリップ(フック)

karakoram board clips(従来型)

カラコラム ボードクリップカラコラムの従来型のクリップです。新型と同じように左右の板を押し付けるようにつなぎますが、四角いワイヤーの部分が板をあわせる時にじゃまになったり、つなぐ時にひっかけたり、板を割るときには外したりする必要が出ることもあるのでその分ちょっとだけ手間です。
ただ、下のボレーのフックに比べると、板を左右から押さえつける分左右の板がしっかりとつながります。
クリップのみでの販売もしています。

【karakoram】board clips(2個セット) 定価9,500円 → Spirit Price

VOILE split hook

ボレー スプリットフックボレーのフック。スプリットフックという名前がついています。
こちらは左右の板を上下からひっかける感じ。左右方向からの押さえつけがないため板のつなぎ目に隙間ができがち。また、縦方向にもずれやすいです。ただ、割る時とつなぐ時の手間は少ないです。
K2やG3、ROME、Burtonなどほとんどのメーカーの既製のスプリットボードでVoileのクリップが使われているように思います。
板を割った時に、くるっと回転して内側のエッジからはみださないようにできます。僕はほとんど回転させず歩くときもはみ出したままにしていますが、これまで特にトラブルなどはないです。

【Plum】wow hook

プルーム ワウフックプルームというフランスのスプリットボードバインディングのメーカーのフック。どちらかというとカラコラムよりもボレーのフックに近いタイプ。
こちらの輸入元にフックのみの購入を問合せてみましたが、『フックのみ売っていても商売にならないのでスプリットボード用のバインディングを買ってもらった場合にしか販売しません。』とのこと。
エンドユーザーのことを考えるならフックだけでも販売して欲しいですね。日本ではスプリットボードバインディングのシェアが圧倒的に低いPLUMの名前がこれによって多少でもうれていく可能性もあるのになと個人的には思います。

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